2019年11月25日(月)

■いわきFC昇格内定祝う看板 市役所に設置で広く市民に伝える

20〜24日に広野町のJヴィレッジスタジアムで、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)」の決勝ラウンドが行われ、いわきFCは2勝1分けで優勝を決め、来季のJFL昇格が内定した。

正式に昇格が決まると、次はJリーグ入りを目指す戦いが始まる。

市は25日、市役所本庁舎1階ロビーに、「いわきFC JFL昇格内定 おめでとう!」との看板を設置し、市民に広く昇格内定を伝えている。

清水市長も、「東日本大震災に続き、台風19号等により甚大な被害を受け、一丸となって復旧・復興に取り組む本市にとって、大変明るい話題であり、市民の皆さまにも勇気をもたらす」とのコメントを寄せた。

JFL昇格の承認見通しを踏まえ、「JFLにおいても、『いわき市を東北一の都市にする』という、いわきFCが掲げるミッションの実現に向けて、J3への昇格を目指し、頑張っていただきたい」とも述べた。

写真は、市役所に設置されたJFL昇格内定を祝した看板=25日昼(クリックで拡大)

■アクアマリンクリスマス ツリー点灯 イベント始まる

ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」恒例のクリスマスイベント「アクアマリンクリスマス」(詳細は21日付本紙で掲載)が23日に開幕し、本館1階エントランスホールに飾られたクリスマスツリーの点灯式が同日夕、行われた。

約5・5メートルのクリスマスツリーとスパイラルツリーが飾られ、式では武藤清副館長のあいさつの後、カウントダウンとともにイルミネーションが点灯。

サンタクロース姿のマスコット「権兵衛(ごんべえ)」も登場し、来館者たちは配られたペンライトを一斉に点灯させてイベントの始まりを喜び、記念撮影をするなどしてクリスマスムードを満喫した。

同館ではクリスマス直前の週末、12月21、22日は開館時間を午後8時まで延長。小名浜港を一望できる全面ガラス張りの展望室にミラーボールを設置するなどし、幻想的な雰囲気を演出するという。

写真は、点灯したツリーを楽しむ親子(クリックで拡大)

■県中学生サッカー新人大会 勿来SCS優勝 同地区対決制する

第32回県中学生サッカー新人大会(県サッカー協会など主催)は大会最終日の23日、郡山市の熱海フットボールセンターで決勝が行われた。

いわき第1代表の磐崎中と同第2代表の勿来SCSが激突。勿来SCSは後半27分、FW金成隼哉主将(錦中2年)が決勝点となるPKを右足で決め、同地区対決となった県頂上決戦を制した。

▽決勝

勿来SCS 1(0―0 1―0)0 磐崎

■市議会11月臨時会 台風関連の補正予算など可決

市議会は22日、11月臨時会を開催した。会期は1日と定め、市が台風19号と続く大雨に伴い、復旧や支援に当たるため、201億401万2000円の一般会計補正予算案など6件を提出した。

補正予算に関する議案4件を原案通り承認したほか、被災による個人市民税の減免などの専決処分2件を承認した。

また9月定例会からの継続審査として、決算を巡る議案19件を認定・原案通り可決とした。

■四倉地区行嘱協 台風19号の被災義援金に22万円

台風19号で被災した市民の生活再建に役立ててもらおうと、四倉地区行政嘱託員(区長)協議会(公平和俊会長)は22日、市四倉・久之浜大久地区保健福祉センターに義援金22万円を寄付した。

贈呈式は市四倉支所で行われ、公平会長が同センターの池田一樹所長に浄財を手渡した。池田所長は「皆さまの善意を被災者の生活支援に役立てたい」と謝辞を述べた。

この浄財は、四倉地区区長会44区で地区民に呼び掛け、寄せられた善意。当日は同協議会の緒方正則、藤堂喜好、照沼晴一各副会長も立ち会った。