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きょうから市立美術館 「肉筆浮世絵の華と艶」

2015年04月18日(土)更新
市立美術館で18日、神奈川県鎌倉市にある氏家浮世絵コレクション設立40周年を記念した「肉筆浮世絵の華と艶」が開幕した。5月24日まで。同コレクションは、長年にわたって肉筆浮世絵絵画の収集に努めてきた故氏家武雄さんと鎌倉市が協力して昭和49年、鎌倉国宝館内に設置したもの。氏家さんは、貴重な浮世絵が海外に流出するのに危機感を抱き、特に大量生産された版画ではなく、絵師が自ら絵筆をとって描いた一品ものの肉筆浮世絵の保護と継承、文化遺産としての認識を広めようと努めてきた。 会場には歌川広重、喜多川歌麿はじめ菱川師宣、鈴木春信といった江戸時代を代表する浮世絵師30人が描いた、版画ではない掛け軸や絵巻、びょうぶ、画帳や額装された肉筆の美人画、役者絵など約60点を一堂に紹介している。 通常は、絵師が描いた下絵をもとに彫り師、摺(す)り師の手を経て版元が世に広めるが、肉筆画は富裕層の求めに応じて絵師が筆をとって彩色した世に1つの作品で、版画より値がいいため、絵師たちの画力が問われる貴重な収入源になったという。 会期中、公開制作・体験講座として25日午後1時から、専門家の指導で実際に絵筆を作る「技!筆づくり」、5月2・3日には午前10時から、実技講座「肉筆浮世絵に触れる~日本画入門」(いずれも定員あり。事前申し込み制)を実施する。また9日には「氏家浮世絵コレクションにみる江戸絵画の魅力」と題する講演会が、24日には日本の芸「江戸糸あやつり人形」が行われる。 申し込みや問い合わせ市立美術館=電話(25)1111=へ。観覧料は一般1000円、高校・高専・大学生500円、小・中学生300円。午前9時半から午後5時(入場は同4時半)まで。月曜日休館(27日と5月4日は開館し、5月7日が休館)。

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市内の神社では春の例大祭たけなわだ。小さな農村地帯にあるわが集落でも好天に恵まれた12日、本神輿と子ども神輿が田んぼ道を練り歩いた▼神輿を担ぐのは〝屈強〟でも〝若衆〟でもない消防団員と決まっている。今年も全員が集まらず、56歳のOBである抄子も出張るはめになった。市内の有名神社の由緒ある神輿とは違えど、重い! 約4㌔ほどの道のりを6人で担ぎ通した。両肩には今年も赤いアザが3、4日消えなかった▼「そろそろ車で運ぶか……」という声がないでもないが、先輩たちから受け継いだ氏子としての意地が一線を越えさせない。わが集落にも新顔の住民が増えてきたが、祭りはふだん顔を合わせることの少ない人たちが親ぼくを深める大事な一日なのだ▼家々の門口ではお神酒や酢の物などを用意して、近隣の人たちが神輿の到着を待っている。「あらら痛そうだね。頑張って」と笑顔で見送られるたびに、自分も集落の一員なのだと実感する。

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