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勿来工高の電気科2、3年生 国家試験第1種電気工事士、32人が合格

2015年01月29日(木)更新
勿来工業高(深谷茂樹校長)の電気科2年生27人、3年生5人の計32人が、国家試験の第1種電気工事士に合格した。合格率は66・7%で、全国平均の23・2%を大きく上回った。同校によると、平成24年以降から右肩上がりに受験者、合格者数が増え、合格者が30人を超えたのは同校始まって以来。 第1種電気工事士は一般用・自家用の電気工作工事に必要な専門的知識や技術を筆記と実技で問う。 同校では、電気科の佐藤智美教諭が2年、芳賀政義教諭が3年生を担当し、専門授業以外でも朝と放課後に課外授業を実施。筆記試験を通過した2、3年が共に実技試験の対策に取り組んできた。 陸上部の練習と両立させ見事、合格した布施尚樹君(2年)は「先生方のおかげで合格することができた。教えてくれた先生たちのためにも絶対合格したいと思った」と感謝の気持ちを表した。 前回試験で、筆記試験は通過したが実技試験で涙をのんだ岡優輝、鈴木史也君(ともに3年)は、再度実技試験に挑戦し、1年越しの合格を手にした。 サッカー部主将を務めた岡君は昨年、「甲種第4種消防設備士(自動火災報知、ガスもれ火災警報設備などの工事、設備、点検ができる)」にも合格した。今春には、東京の住電電業に就職が決まり、「将来、資格を生かせる仕事に就きたいと思っていた。仕事では先輩から教わることをしっかり身に付け、社会人として頑張りたい」と話した。 鈴木君も、同消防設備士に合格。関東電気保安協会へ就職する。「昨年(実技で)落ちてしまい悔しかった。1年越しの合格でうれしい。毎朝、放課後の課外は大変だったが、合格できてよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。 布施、岡、鈴木君らは「〝電験3種〟にも挑戦したい」と、さらなる難関試験を目標に意欲を見せた。 深谷校長は目標を達成した生徒、陰で支えとなった教員たちの頑張りをたたえ、「生徒たちは、仮設校舎という状況が続き、不便も多い中、逆境を乗り越えて頑張ってくれた。サポートした先生方の努力も素晴らしい」と話した。 合格者は次の通り。 ▽2年=秋山芳徳 市川航大 薄葉大希 大河原和也 大城戸翔 小笹晃平 小泉泰輝 小林憲人 佐藤紀希 佐藤大史 白岩琢望 杉山明由 鈴木魁人 鈴木健人 鈴木慎也 鈴木智之 高橋佑治 田村勝一 土屋祐輔 根本拓豊 根本剛 布施尚樹 松﨑奎二 松本和樹 緑川陽介 横山達也 吉田泰紀▽3年=大友凱貴 岡優輝 佐藤匠 鈴木史也 根本翔吾

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「銀ブラ」と言う言葉は、誰でも一度は耳にしたことがあることだろう▼銀座をブラブラと歩くこと。誰もがそう思っているに違いない。ただ、この語源には、銀座八丁目にある老舗の喫茶店「パウリスタ」でブラジル産の珈琲を飲む事。銀座の「銀」と、ブラジルの「ブラ」をとって、「銀ブラ」とする説もある。現にそこの喫茶店では、「銀ブラ証明書」なるポイントカードまで発行している▼明治時代から続く歴史だけでなく、芥川龍之介や菊池寛と言った文豪を常連に持ち、ジョン・レノン夫妻までもが足しげく通った老舗の喫茶店が宣言しているだけに説得力十分だ▼分煙が当たり前の世の中になり、それに伴い「喫茶店」の文字も街から消えつつある。そういう時代だからと言ってしまえばそれまでだが、重い扉を開けると、室内を漂う紫煙とともに珈琲の香りが漂い、昔ながらのソファが並んでいる。妙に落ち着く昭和のディープな時間を楽しむのもいいものだ。

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