トップニュース

穀倉から古い〝ひな人形〟 平の山田屋醸造で展示中

2015年03月03日(火)更新
山田屋醸造は、明治20年ごろ創業した老舗。23年3月の東日本大震災で大豆やコメを貯蔵していた穀倉がほぼ全壊したため解体を余儀なくされた。翌年、解体作業前に内部を整理していたところ、2階奥にあった木箱の中に紙で包まれていたひな人形を発見した。 収納されていた箱には説明文もなく、大正生まれの先代も他界しており、詳細は不明だったが、山形県から訪れたお客によると、1760年代江戸で売り出され、「江戸生まれのひな」として当時流行し、京や大阪にも広まった「古今雛(こきんびな)」ではないかと話していた。 店内に展示されたのは3段のひな壇の上に、おひなさま、お内裏さま、左大臣、右大臣、三人官女、五人囃子(ばやし)と思われる12体が並んでいるが、これでフルセットなのか不明だが、桃の節句に店に並べることで、お客や近所の人たちに見てもらいたいとお披露目することにした。 青木さん(74)、妻ヨシ子さん(73)は、一度修繕を試みて業者に問い合わせたが、同じような素材がないため修繕は不可能といわれ、現状のまま飾られている。 青木さんは「お客さんからは『明治の作だ、いや大正の作だ』との意見があるが、戦争や震災など激動の世情でも保管されてきたので、大切にしていきたい」、ヨシ子さんも「長い間眠っていたものなので、しばらくは飾っておきたい」と、ひなまつりの3日がすぎてもしばらくは店内に置かれているという。

いわき市内ニュース

  • 昨年の小名浜港貿易概況 輸出入の合計、3年連続増に
  • 2月議会代表質問
  • LULIライブ&ワークショップ来月4日開催 ブラウロートが参加者募集
  • いわきものづくり塾12日、常磐共同火力の見学会 参加者を受け付け中
  • 旧小名浜測候所の梅開花 昨年より3日早く咲く
  • 31日までひまわり信金四倉支店 東日本大震災四倉の記録展
  • 磐城一高の第55回卒業式 恩師、友人、保護者に感謝
  • 盗電の無職男逮捕
  • 25日、内郷公民館 そば打ち体験参加者を募集

読みもの

片隅抄片隅抄バックナンバー

ここ1週間程度、暖かくなったり、寒くなったり、過ごしにくかった。先月23日には小名浜で最高気温14・7度と、4月上旬から中旬の気温となった▼と思ったら、26日には6・9度と、温度差は7・8度に上った。寒暖の差が激しいと、体がついていかなくなる。また、この時期には、インフルエンザの流行状況も気になってくる▼県感染症情報センター(県衛生研究所)の県感染症発生動向調査週報によると、県内で流行が続いているという。第8週(2月16~22日)の市内のインフルエンザ報告者数は89人で、小流行が続いている。同センターでは手洗いの励行とマスクの着用などを呼びかけている▼先日、県立高校Ⅱ期選抜の最終出願先変更が締め切られ、最終倍率が決まった。10日の〝本番〟まであと1週間。これまでの努力が水の泡にならないよう、受験生は体調管理を万全にして試験に臨み、16日の合格発表では、晴れやかな笑顔があふれることを期待したい。

ブログパーツ
試読紙申し込み
いわき民報モバイルサイト