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共立病院に捜査の〝メス〟

2016年09月28日(水)更新
市立総合磐城共立病院の心臓血管外科主任部長医師が診療材料の納入に便宜を図り、見返りとして旅行費・マンション賃料約547万円を受け取った贈収賄事件について、県警は27日、関係先の家宅捜索を行った。共立病院にも捜査の〝メス〟が入り、院内には同日午後6時ごろ、20人あまりの捜査員が診療時間の終了を見計らい、業務駐車場に面した通用口から立ち入った。約6時間にわたって押収作業を進め、段ボールに詰め込んだ関係資料を運び出した。  収賄の疑いで逮捕されたのは、いわき市内郷御台境町新町前14の6、医師近藤俊一容疑者(50)。供与した側として、福島市栄町1の35、医療機器販売会社「アイビー」の社長、会社役員引地仁容疑者(57)が贈賄容疑で逮捕されている。  市によると、近藤容疑者は会津高、旭川医科大卒。東北大大学院修了。平成20年7月に心臓血管外科科長として赴任し、24年4月から現職。共立病院とアイビーは近藤容疑者が着任した翌21年から契約を開始した。  アイビーは27年度、人工血管(ステントグラフト)や人工弁などに関して、約2億8千万円の納入実績を上げている。近藤容疑者はそうした診療材料を決定する委員を務めていたことから、共立病院側に採用を働きかけていた。      ◇  逮捕容疑によると、近藤容疑者は医療機器や診療材料器具の納入に際し、引地容疑者の経営する会社に便宜を図った謝礼として、27年9月に旅行代金約26万円を受け取ったほか、25年10月~28年7月の間にはマンション賃料約521万円を負担してもらった疑い。

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秋の交通安全運動が全国一斉に行われている。市内でも警察署、交通安全団体が中心となって、事故防止を訴える、さまざまな活動を展開している▼今回は「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、①夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗車中の交通事故防止②すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―などを重点目標に掲げている。日暮れが早くなるこれからは、歩行者は反射材を身に着け、自転車は早めの点灯を忘れてはならない▼今運動でもシートベルト着用の徹底が挙げられているが、毎回同じということは、裏を返せばシートベルト未使用者がまだ多くいるということだろう。特に、後部座席での未使用率が高いと。数々の実証実験でシートベルトの有効性が証明され、シートベルトをしていれば、命だけは助かったとはよく聞く話だ▼運動のスローガン「身に付けよう正しいルールと反射材」は、これからの季節にはピッタリだ。

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